2020/12/21に10kmのRUNをしました。

この日は、僕の大好きなバンドのボーカルで、尊敬する人物であるTAKUYA∞さんの誕生日でした。
彼は毎日10kmのランニングをしており、普段はランニング中にファンが着いてくるのをあまり好まないのですが、誕生日だけは特別でファンが並走することを許しているのです。
去年は「皇居の周りを走る」とTAKUYA∞さんがブログに書き込んだところ、1000人以上のファンが集まってしまい、あやうくテロ行為として逮捕されそうになったというエピソードがあります(笑)
とはいえ、このようなご時世の中、大人数で集まってランニング大会などできるわけがないため、今年はアプリを使ってリモートで皆で走ろうという会が開催されました。それに自分も参加した訳です。制限時間1時間30分の間に10kmを走る訳ですが、エントリー数1000人以上のうち走りきれたのが527人で、自分は474位でした(笑)
https://onetokyo-app.org/events/go_for_run_crew/results/
言い訳ではないですが、自分は運動が元々得意ではないので、こんなもんかなという気はしています(笑)一応日々ランニングして鍛えてはいるのでけどね(笑)
前置きが長くなりましたが、そんな自分がなぜ日々ランニングをしたり、10km走ったりしているのかを吐き出したいと思います。
遡ること、二年半くらいでしょうか。当時大学院1年だった自分は研究テーマが決まらず、かなり堕落した生活を送っていました。何かしなければいけないとは思っているものの、何をしてよいのか分からず、結局言い訳ばかりで何もしない、そんな感じでした。当たり前ですが、何もしない学生を教授が放っておく訳もなく、それもとてもプレッシャーになっていました。
そんな時、たまたま開いたTAKUYA∞さんのブログにこのようなことが書いてありました。内容を一部引用します。
〜前略〜
個人的には前半パーフェクト💯だった。
後半のアクシデントからリズムが崩れ始め集中力を途切れさす、些細な出来事が連鎖して、ライブ中から悔しくて悔しくて。
申し訳ない気持ちでした。
だけども、本当の本当にcrewの声は今日は一段と大きく感じたし楽しそうにする君の顔を見てると底力が湧き出てきたし客席に飛び込んだ俺を支えてくれた君には本気で感謝した。
だから尚更、悔しかった。。
このまま飯行ってメンバーや仲間と騒げねぇ。
きっと笑えやしない。
トレーニングして走って気持ち入れ替えて来る。〜後略〜
Nothing can take the music from me. 2019/02/19
※ crew … UVERworldのファンのこと
この日のLIVEで何があったのかは知りませんが、これを見た時自分はとても衝撃を受けました。まず大前提として、自分の中では、TAKUYA∞さんはとても高い所で輝いている憧れの存在、パーフェクトだったのです。その人が、失敗し、落ち込んでいる。その事実がとても衝撃的でした。
また、普通の人ならきっと多少の失敗では「こういうこともあるだろう」で済ましてしまうこともあると思います。少なくともあの時の自分はそうでした。でも、TAKUYA∞さんはLIVE中「理想の自分」であれなかった事と正面から向き合い、打ち上げにも参加せず、一人でトレーニングすることを選んだのです。
このブログを読んで、どんなに凄い人でも、はじめからそこに居たわけでは無く、人知れぬ努力や苦悩が必ずあるのだと痛感しました。
そして、言い訳ばかりで何もしていない自分は、落ち込む資格すらない、スタートラインにすら立てていないとも思いました。
こんな自分を変えたい。少なくとも変える努力はしたい、と思って始めたのがランニングでした。先程述べた通り、元々運動が得意ではなく、実は喘息持ちの自分にとってランニングをするというのはかなりチャレンジングでした。
ランニング初日は2km走るだけで次の日の夕方まで具合が悪くなりました(笑)ですが、次の日も次の日も、休まず走り続け、昨日より1mでいいから長く走るということを最初のうちは意識していました。
もちろん気分がのらなくて、サボった日や手を抜いた日もあるのですが、そういう日はやはりどこかモヤモヤした感じがありました。それは、いくら取り繕っても心の中では「これは理想の自分じゃない」ということに気づいているからなのかなと思います。
このように三歩進んで二歩下がるようなランニングの日々でしたが、今では頑張れば10km走りきれるまでになりました。これは、ただ体力がついたということではなく、自分の生き方や価値観が変わったという証拠だと思っています。
最近ではまたサボりの日々が続いていて、努力している人を見るととてもキラキラしていて自分がちっぽけに見えてきたりしています。でも、そんな時にどうすれば良いのか、今の自分はもう分かっています。いろんな負の感情も湧いてきますが、それすらもバネにして、これからも精進していきたいと思います。
おまけ
ランニングに対する思いがいっぱいつまった曲。